
令和7年度「地域イノベ連携石狩モデル事業」5社を採択
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毎日みらい創造ラボが北海道石狩市から受託している「令和7年度地域イノベーション連携石狩モデル事業」を実施するスタートアップが決まりました。令和6年度(2024年度)に採択した3社を継続とし、新たにジェイクロス株式会社とfabula株式会社の2社を追加します。5社はそれぞれのアイデアや独自技術を生かし、地域課題に取り組むことになります。
この事業は、ビジネスモデルや独自技術を検証したいスタートアップに石狩市のフィールドを提供し、実証実験を通じて地域課題の解決を目指すものです。
ジェイクロス社は、市内の建設会社が直面する人材不足や技術継承といった課題に着目。AIを活用し、業務効率化や属人性の解消を図ります。fabula社は「ゴミから感動をつくる」を掲げ、廃棄物をコースターなどの小物、家具にアップサイクルしています。石狩市では廃棄カボチャなどから何を作れるかを考えます。毎日みらい創造ラボは、実証実験の伴走支援等を実施します。
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継続の3社は以下の通りです。
株式会社JOYCLE:ゴミを焼却炉まで運ばずにその場で資源化する熱分解装置「JOYCLE BOX」の試作機を市内に設置し、運用状況を検証しています。
幸海ヒーローズ合同会社:石狩市の海でコンブを養殖。コンブ養殖の生産安定化や新商品の開発、ブルーカーボンの調査をしています。
エレックス工業株式会社:マイクロ波計測技術を用いた不審船検知システムを構築するため、検知精度の向上といった技術を検証しています。