ロボカップ 名古屋で開幕 AI判断、自らシュート

2017年7月28日

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人工知能(AI)で自ら考え、行動するロボットの技術を競う「ロボカップ2017名古屋世界大会」が27日、名古屋市港区のポートメッセなごやなど2会場で熱戦の幕を開けた。約40カ国・地域から企業や大学などの計約3000人が参加し、4日間にわたって競技に臨む。

「サッカーで2050年にロボットのチームが、ヒトのワールドカップ(W杯)優勝チームに勝つ」という高い目標を掲げ、日本の研究者の提案で始まった大会。世界各地で毎年開催されている。第1回大会は1997年に名古屋で開かれており、今回は20年ぶりに「始まりの地」に戻った形となる。大会ではサッカー、災害支援ロボット、10代が挑む「ジュニア」など主要5競技が行われる。

サッカーは、ロボットの大きさや形で分けた八つのリーグ戦で競う。いずれもリモコンなどの遠隔操作ではなく、ロボット自らがAIで状況を判断し、シュートやパス回しをするのが見どころだ。

各チームが同じソフトバンクロボティクスの二足歩行ロボット「NAO」を5台使い、動作のもとになるソフトウエアの開発力を競うリーグでは、身長約58センチのかわいいロボットが長さ9メートル、幅6メートルのピッチで躍動した。ロングパスがロボットの足元に正確に届く。ゴール前で体でシュートを防ぐ。見事な連係プレーのたびに、観客の歓声が起こった。

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