起業志望者からアイデアを募り、新事業の創生を目指すために毎日新聞などが設立した「毎日みらい創造ラボ」は7日、第1期の起業支援プログラム受講4チームのデモデー(成果報告会)を実施した。信州大学と協力し、ナス由来成分を活用したヘルスケア事業に取り組むウェルナス社(小山正浩社長)がグランプリに選ばれた。大学発の研究への期待と市場の成長が見込めることなどが評価された。
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その他の事業とチームは、ブロックチェーン技術を使ったスポーツチーム支援(ヴェンタス社)▽ベンチャー企業向けマーケティング支援アプリ(ガウディ社)▽インバウンド対象、高付加価値の旅行企画による地域創生(エイティデイズ社)。昨秋から3カ月間、国内外の投資家や起業家ら約20人から助言を受けてアイデアを磨いてきた。
同プログラムでは、26日から4月23日まで第2期の参加者を募集する。テーマは、さまざまな社会課題の解決を目的としたIT(情報技術)の利活用、「つなぐ」をキーワードにした新サービスなど。
毎日みらい創造ラボ・デモデイ グランプリは信州大発ベンチャーのウェルナス社に
2018年3月07日