毎日新聞社などで設立した「毎日みらい創造ラボ」は12日、起業志望者から募ったアイデアを基に、3カ月間の支援を経て新たな事業創生を目指す「シードアクセラレーションプログラム」の第4期受講チームを決定した。
選ばれたのは、(1)Eifer(アイファー)=動画を活用した留学生向け日本語教育事業=(2)Hacksii(ハックシー)=独自に開発した「キッチン学」を活用した教育事業=(3)耳勉(脳の特性をいかした暗記がしやすくなる音声教材の提供)(4)parnovi(パルノビ)=ブロックチェーンを活用したペット関連の投稿サイトの構築=(5)ミルコル=通話をしながら動画などのウェブサービスを通話相手と同時に見ることができるコミュニケーションアプリの開発=(6)ワンダラス=不動産競売データを活用した住宅担保評価AIサービス=の6チーム。
第4期プログラムへの応募は首都圏だけでなく、京都府や岩手県、長崎県など全国からビジネスプランへの応募があり、書類選考、面接選考を経て選抜された13チームで最終選考会を行った。応募者の年齢層は高校生から60代まで多岐に渡った。
6チームは著名起業家などのアドバイスでアイデアやサービスを磨き、法務や財務、マーケティングといった起業ノウハウを専門家から学ぶ。10月4日に投資家や大手企業の担当者を招いて3カ月間の成果を披露する「デモデイ」を開催する予定だ。【永井大介】
<第4期>採択6チーム決定 3カ月間のプログラムが始動!
2019年6月13日