シャープ 生活パターン学習、献立を提案する冷蔵庫を開発 

2018年1月16日

シャープはAIとIoT(モノのインターネット)を組み合わせた携帯電話やエアコン、空気清浄機など身近な製品を次々開発している。

昨年9月に発売した冷蔵庫(約35万円)は、対話ができるのが特徴だ。AIが、ドアを開ける頻度で利用者の帰宅時間など生活パターンを学習し、夕飯の時間帯になるとドアの「聞いて」ボタンが点滅。ボタンを押すと献立の提案などをしてくれる。

専用アプリに買った食材を記録しておけば、「卵がなくなるころじゃないですか?」などとアドバイス。オーブンレンジ「ヘルシオ」とも連携し、多様な料理メニューを提案する。シャープ・IoTクラウド事業部の中田尋経さんは「生活の気づきを与えてくれる温かみのあるAIで家中のものをつなげていきたい」と話す。

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