令和6年度地域イノベーション連携石狩モデル事業 現地リサーチ合宿実施のお知らせ

毎日みらい創造ラボでは、北海道石狩市において、スタートアップ等とのコラボレーションで地域課題を解決するための現地リサーチ合宿を9/26~9/28の3日間で実施しました。
 
地域イノベーション連携石狩モデル事業は、さまざまな地域課題を抱える石狩市に対し、スタートアップ等の独自のアイデアや技術を活用することで社会的・地域的課題の解決や地域価値の向上を目指す取り組みです。現地リサーチ合宿には全国から集まった10社のスタートアップが参加し、石狩市各所でそれぞれのビジネスモデルに合わせ、実証実験に当たっての課題や協力者を把握するためのヒアリングを実施しました。

  石狩市は札幌市に隣接し利便性が高いだけではなく、日本海、石狩川などを有する自然豊かなまちでもあります。南北に長い市域だからこそ、地域ごとに課題や資源も様々です。農業、林業、漁業などの1次産業はもちろん、石狩湾新港地域に広がる工業地域には、データセンター、洋上風力発電多様なスタートアップとの協業可能性が広がっています。
 
リサーチ合宿最終日には、ヒアリングの結果をもとに市内での実証実験実施に向けたピッチ選考会を実施しました。選考を踏まえ、3者が今年度石狩市内の資源を活用した実証実験を実施予定です。市幹部や三重県尾鷲市を中心に各地で地域課題の解決に取り組む伊東将志さんが審査員となり、3日間ともに過ごしたスタートアップ同士での温かくも熱量あるピッチ選考会となりました。

 石狩市は札幌市や新千歳空港からもアクセスのよい立地だからこそ、地域外に人材などの資源が流出してしまうという課題感もあり、石狩市の課題解決を担うスタートアップとの接点をつくる意味でも刺激的な3日間になりました。

この後、実証実験を行う3社を決定し、連携して新たな地域課題解決に向けて取り組みます。

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