火星「一番乗り」 ボーイング社とイーロン・マスク氏が火花

 【ワシントン清水憲司】人類初の火星着陸を目指し、米航空機大手ボーイングと米著名起業家のイーロン・マスク氏が「一番乗り」を競い合っている

 ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は7日、米CNBCテレビの番組で、米航空宇宙局(NASA)と共同開発する宇宙ロケットが組み立て段階にあり、2019年に試験飛行の準備が整うと表明。「火星に降り立つ最初の人類は、ボーイングのロケットに乗っていくことになるだろう」と語った。

 これに対し、電気自動車メーカー「テスラ」や宇宙開発ベンチャー「スペースX」を率いるマスク氏も昨年9月、22年中に火星に向けて有人ロケットを打ち上げる構想を発表している。ボーイングの「一番乗り」宣言を受け、マスク氏はツイッターに「やってみな」と投稿。宇宙開発をめぐる両社のライバル関係が鮮明になった。