「AIで作詞できます」 坂本電通大教授、福井県鯖江市で活用例紹介 

 福井県鯖江市と連携協定を結ぶ電気通信大(東京都)の坂本真樹教授がこのほど、同市桜町2の嚮陽(きょうよう)会館で、AI(人工知能)について講演した。坂本教授は自ら開発したAIを使って、地下アイドルグループ「仮面女子」の曲に歌詞を付けた経緯がある。仮面女子のメンバー5人も会場に訪れ、歌詞の印象などを語った。

 講演は、市の発足を記念する「ふるさと鯖江の日」の行事の一環。坂本教授は、AIの登場でスマートフォンの音声認識や顔認識の能力が向上したと紹介。AIの活用例として、商品売り上げや選挙結果の予測を挙げた。

 一方、人間の主観的な感覚や個人差、創造力を理解できるまでには至っていないとも指摘した。

 AIが作った仮面女子の「電☆アドベンチャー」の歌詞は、曲を聴いたメンバーがイメージして描いた絵の色を基にAIが連想した言葉をつないだ。歌詞についてメンバーは「人では絶対に出てこないような歌詞がある。『にこにこうぱうぱブルーベリー』のフレーズをつい口ずさんでしまう」と話した。【立野将弘】