GoToトラベルとワーケーション、両立のカギは

GoToトラベル、ついに東京でもスタートしましたね。爽やかな秋晴れの今日。朝からニュースでは旅行に行く人たちの姿が報じられてました。

いきたいですよね、旅行!何ヵ月も遠くに行っていないので体が自然を求めています。リモートワークでも支障ないので、長期滞在し現地で仕事するワーケーションをしたいです。

目次
◇ワーケーションと感染予防は両立するか
◇PCR検査が陰性なら安心か
◇最後は「人」と「人」の信頼性がカギ?
ワーケーションと感染予防は両立するか

でも「東京在住の私が地方に行き迷惑をかけたら…」と二の足を踏む自分もいます。車でホテル→ホテルで誰とも会わずワーケーション、というのもいいですが、私が今まで実施してきたワーケーションは「人」がキーワード。

行った先に住む人の日常に触れ (知人は「他日常を味わう」と言っていました) 自分の価値観や無意識の偏見を再確認したり、そこに集まる多種多様な人と関わることで仕事や生き方のヒントを得たり (ワーケーションがイノベーションを生むと言われるゆえん) …… 純粋にレジャーが楽しいというのもありますが、観光旅行でさらっと訪れて終わりじゃない、ディープな体験は「人」を介在するワーケーションならでは。

だから、人に会わないで濃密なワーケーションできるのかな?と疑問でした。そこで、コロナの中ワーケーションを実践してる人たちが、どんな工夫をしているか調べてみました。それを記事にしたのがこちら。


感染は?旅先で不安は?ウィズコロナ時代のワーケーション GoTo東京追加で身近に – 毎日新聞 

詳しくは記事に書きましたが、北海道ではソーシャルディスタンスを意識、鳥取県と長野県塩尻市は共同で「オンライン通行手形」プロジェクトを実践していました。どちらも「来たい人、受け入れ側がどうすればコロナ禍でも安全に心地よくワーケーションできるか」を手探りで模索していました。


PCR検査が陰性なら安心か

PCR検査とセットになったワーケーションをしているところはないか探しましたが、(私の探し方が不十分な可能性はありますが)、まだ見つかりませんでした。記事には、検査とセットになった旅行なども紹介。そこで知ったのですが、PCR検査って実費2000円~3000円のところもあるんですって・・・ その金額だったら、まぁ旅行費にプラスアルファで払えますよね。

とはいえ「PCRで陰性だったら受け入れ側も安心」「たとえ陰性でも、空港や駅で感染する可能性もあるから万全じゃない」と様々な意見が。検査提携先で金額も幅があり、唾液検査の信頼性そのものに疑問を投げかける人も。

「結局、どうしたら安心して行けるんですかね…」とため息を漏らせば、「それは世界中の人が今考えていることですよね」とお返事。その通りです。簡単に答えは出ません。

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最後は「人」と「人」の信頼性がカギ?

取材中、心に残ったのが「顔が見える関係性であれば無理はしない」という言葉。行き先に住む人を知らない場合、行き先は「未知の土地」でまだ自分との縁はほぼなく、変な言い方ですが「無茶」ができてしまいます。

でも、そこに住む人を知っていれば「あのおばあちゃんが住んでいる場所」となり「未知の土地」から「縁のある土地」になる。「微熱だな。あのおばあちゃんにうつしたらまずいな」と無理な来訪を控えるし、ゴミのポイ捨ても「おばあちゃんの家の周り汚したらまずいな」となるし、「おばあちゃんが喜ぶかも」とその土地に貢献しようと思うようになるかもしれない。

受け入れ側も「顔も名前も知らない人が来る」のは警戒するけど、「あの元気な彼」が来るのなら、一緒に楽しい時間が過ごせるよう色々準備しよう、となって受け入れ態勢が充実する。

関係性がある=お互いに信頼があれば、コロナ感染を広げない&万が一感染していても前向きに対処できる、のではないだろうか…

それが、とりあえずは今の段階で、取材後に私がすんなり腹落ちできた結論です。これからもっと別の見方や画期的な感染予防策が出てくるかもしれませんが、「コロナ禍を乗り越えるのは人と人のつながり」という、アナログ極まりない解決方法を、今は大切に思っておきます。

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主催:Next style Lab / 毎日みらい創造ラボ


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〈記事と写真〉今村茜
2006年毎日新聞社入社。福島支局や経済部を経て、19年にはジャンルなく記事化する「統合デジタル取材センター」でビジネスや働き方をテーマに取材を進める。自ら子連れでワーケーションを体験したルポ記事の執筆を契機に、リモートワークやワーケーションを中心とした新しい働き方を支援する新規事業「Next Style Lab」を社内で立ち上げる。この4月からは新規事業開発とオープンイノベーションの推進を目的とした「毎日みらい創造ラボ」で、新事業の本格展開を準備中。3児の母として、ライフイベントを楽しみながらキャリアアップできる道を公私ともに探っている。