〈第2期キャンプ〉第6回メンター 石井貴基アオイゼミ社長

2018年7月12日

第2期キャンプ第6回目のメンターは、教育に関する格差を是正し、高品質な教育サービスを圧倒的に安くお届けするという理念で、スマホ学習塾を展開する「アオイゼミ」の石井貴基社長をお招きした。

石井社長は札幌市生まれ。福島大学経済学部卒業後にリクルートに入社。その後、ソニー生命に移り、ファイナンシャル・プランナーとしてたくさんの世帯の家計をコンサルティングした際、「教育費」の負担が高いことに気付き、中学生向けにインターネットで高品質な教育サービスを低価格で提供するアオイゼミを創業した。14年には高校講座も開設し、17年に通信教育大手の「Z会」に株式を売却。Z会グループとして事業を展開している。

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毎日みらい創造ラボのメンタリングは、毎回、各チームが自身のビジネスモデルを説明するピッチに対する「講評」という形でメンターからのアドバイスが送られる。

石井社長からは、「プレゼンテーション」についてのアドバイスをたくさんいただいた。ピッチに立つ際の心構えとして、「シードラウンドのチームの事業見通しなどはどこまでも強気でいい。そしてともかくわかりやすくすることがポイントだ。ピッチを聞いて興味を持った人は、必ず後で会いに来てくれる。その時に細かいことを補足すればいい」と語った。

また、ピッチの際にプレゼンテーションをうまく行うコツとして、「プレゼンがうまい動画をインターネットでみて、マネをしながらその商品を自分でプレゼンできるぐらいになるまで、練習をしよう」とアドバイスを送った。

さらに、「今は資金も集めやすいので起業をするための環境がとても良い。ビジネスを加速するための手段もたくさんあって、良いサービスであればいろいろな人が寄ってくるけれど、中には(反社会勢力などの)アブナイ人もたくさんいる。エンジェル投資家と呼ばれる人もたくさんいるが、その人がどういった人かは裏取りはしっかりした方がいい」と忠告した

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