第2回伊豆企業×副業人材マッチング合宿説明会Vol1 「地域で働くを考える~伊豆企業での副業のリアル~」

2021年8月23日

長引くコロナ禍で新たな働き方や生き方に注目が集まっています。しかし、高度経済成長モデルが終焉し、人口減少ステージに入った今の日本を考えると、人々が活躍のステージを求めて働き方や生き方の「ニューノーマル」を模索する動きが強まることは、コロナ禍に関係なく、必然の流れなのかもしれません。
一方、地域に目を向ければ、魅力的な伝統文化や習俗、食や観光資源などは豊富にありますが、高度経済成長期以降、東京や大阪などの都市部への人の集中が続いた影響で、人材が不足しています。地域の経営者にはアイデアはありますが、それを形にする術もなく、一緒に考えてくれる人材も不足しています。
「都市部の副業人材×伊豆の経営者マッチング合宿」はニューノーマルの働き方、生き方を求める人材と地域の意欲的な経営者を結びつけ、副業人材とのコラボという「事業」を軸に伊豆に新たな活力を生み出すことを狙っています。

伊豆を軸にした新たな生き方、働き方をイベントに参加された皆さんとともに模索していきたいと考えています。

【説明会概要】
6月に伊豆・下田で実施した「伊豆企業×副業人材マッチング合宿」の第2回(主催:東急株式会社、株式会社毎日みらい創造ラボ、後援:静岡県、下田市、三島信用金庫、株式会社伊豆新聞本社、伊豆急ホールディングス株式会社、協賛:三菱地所株式会社)を10月21~23日の日程で同じく近代日本の始まりの地、下田で実施します。

第1回合宿は2泊3日の日程で伊豆企業9社、副業人材11人が参加し、伊豆企業7社と副業人材10人でマッチングが成立しました。副業人材10人は自身のスキルをいかしながら、すでに伊豆企業で活動を始めています。



説明会では、8割を超えるマッチング成立をなぜ実現できたのかについて、さらには2回目の合宿プログラムについての説明を行います。

また、後半では第1回目の合宿に参加した伊豆企業、副業人材にご登壇いただき、「副業人材活用」「伊豆で副業人材として働くこと」についての報告会を行うほか、3児の母であり、「親子ワーケーション」の実践者である毎日新聞の今村茜記者とともに、地方に関わり続けるために不可欠な「働く」について参加者の皆さんと考えるトークセッションもぉこないます。

キャリアを取り巻く環境は、大きく変化を遂げています。これまでの終身雇用モデルは終わったといわれてはいまずが、自分自身が動かなければ、それに変わる新たなキャリアの答えは見えてきません。

また、企業側もこれまでのビジネスモデルからの脱却をはかり、新規事業を打ち出そうとしても経営者とともにそれを実現できる人材が社内にいないケースも中小企業の経営者共通の悩みといえます。

今回の合宿を副業人材側は今後のキャリア形成、企業側は経営課題の解決に活用していただければと思います。


【登壇者】

望月結衣(もちづき・ゆい)
フリーランス
大学卒業後 NHK静岡局入社(ニュース番組の編集、ディーレクターなど)で勤務。4年後、取材先の岳南電車に惚れ、そのまま入社(駅務員、広報)。その後、「やっぱりもう一度メディアの仕事がしたい!」と考え、熱海市にあるケーブルテレビ「伊豆急ケーブルネットワーク(IKC)」に入社後、フリーランスに。現在は、IKCでの番組制作・出演、富士市のコミニティFMでのパーソナリティ、SNSでの情報発信などを行っている。第1回合宿に参加し、熱川プリンスホテルで広報・PRの副業を実践中。

嶋田慎一郎(しまだ・しんいちろう)
株式会社ニュー熱川プリンスホテル代表取締役社長。望月さんを副業人材として活用し、熱川プリンスホテルの発信力強化を図っている。

今村茜(いまむら・あかね)
毎日みらい創造ラボ兼毎日新聞記者親子ワーケーション部代表。鹿児島市出身、高校時代を米NYで過ごす。2006年毎日新聞社入社。経済部等を経て、子連れワーケーションのルポ記事執筆を機に、新しい働き方を模索する新規事業Next Style Labを社内で発足。2020年からは記者を兼務しながら、オープンイノベーション推進を目指す毎日みらい創造ラボで事業展開。親子ワーケーション企画運営や、「#働くを考える」などのオンラインイベント開催を手がける。2021年、親子ワーケーション推進グループ「親子ワーケーション部」を発足、情報交換や実践のためのコミュニティを構築。ジャーナリストの起業を支援するGoogle News Initiative Newsroom Leadership Program 2019-2020 フェロー。1歳~小学5年生の3児の母

永井大介(ながい・だいすけ)
毎日みらい創造ラボ代表委員/毎日新聞社社内新規事業提案制度「Mai Turn」運営/毎日家業×創業ラボ主宰。1975年神奈川県生まれ。住友銀行(現三井住友銀行)を経て00年、毎日新聞社に入社。山形支局、東京社会部を経て、東京経済部で中央官庁や日銀、自動車、鉄道などを担当した。17年から毎日新聞社のベンチャー支援会社「毎日みらい創造ラボ」の立ち上げに携わり、30社以上の支援に関わったほか、毎日新聞社の新規事業創出も担っている。NEDO高度専門支援人材フェロー。現在は中小企業経営者の第二創業を応援する「毎日家業×創業ラボ」の立ち上げ準備を進めている。今回の合宿の主催者

森田創(もりた・そう)
東急株式会社交通インフラ事業部MaaS担当課長。1974年神奈川県生まれ。99年、東京急行電鉄株式会社入社。ミュージカル劇場「東急シアターオーブ」の開業責任者、広報課長を経て、2018年から現職。日本初の観光型MaaS(次世代移動サービス)「Izuko」を伊豆半島で立ち上げた経緯を記した「MaaS戦記~伊豆に未来の街を創る~」を20年夏に刊行したほか、「洲崎球場のポール際」(第25回ミズノスポーツライター賞最優秀賞)「紀元2600年のテレビドラマ」の著作も。今回の合宿の主催者であり、自身も伊豆の企業で副業を実践している。


【説明会スケジュール】
9/3 オンライン開催
18時50分 オンライン開場(注意事項説明)
19時00分 オープニング・登壇者紹介
19時05分 第1回マッチング合宿の報告と第2回マッチング合宿についての説明
19時20分 参加者パネルディスカッション「地域で働くを考える~伊豆企業での副業のリアル~」
19時55分 質疑応答
20時00分 クロージング
※プログラムは変更の可能性があります。

【なぜ合宿なのか?】
現在、さまざまなオンラインツールが存在し、距離や時間といった人に会う制約がどんどん無くなっていて、そんな時代に「合宿」という手法は少し時代遅れのように感じる方もいると思います。しかし、日本には古来より「膝を突き合わせる」という言葉があるように、合宿でしか得ることのできない価値は間違いなく存在します。合宿は企業経営者にとっても副業人材にとっても「仲間」や「同志」を探す場です。合宿という場を通じて、事業を共にする「仲間」「同志」を見つけていただければと思います。



【説明会参加方法】
説明会はZOOMで実施します。事前に無料チケットを入手いただければ、ZOOMのURLをお送りします。

チケットはこちらよりご入手ください。

また、毎日みらい創造ラボでは、伊豆のマッチング合宿のウェブサイトをオープンさせました。現時点では簡易版となっていますが、毎日みらい創造ラボでは、今後、伊豆も含めた副業案件や副業に関する情報をサイトに掲載していきます。
この機会にせひご登録ください。

https://izu-matching.com/
 


他のおすすめ記事