第三期デモデイ開催 スタートアップ11社が登壇

2019年3月13日

毎日新聞社とメディアドゥホールディングス、ブロードバンドタワーの3社で作る「毎日みらい創造ラボ」は6日、アクセラレータープログラム三期生のデモデイ(成果発表会)を開催した。

100人近い聴衆が集まった第三期デモデイ
デモデイに登壇したのはイーループ(プログラミング学習者のためのオンライン・プラットフォーム)▽ポイントークン(ポイントカードアプリの開発)▽精密林業計測(ドローンで得た森林資源調査データを信州大の独自技術で解析し、安価・短時間で調査情報を得る)--の3チーム。

イーループのメンバー

 
信州大発スタートアップ、精密林業計測の竹中CEO


 
ポイントークンの七田CEO

100人近いデモデイ参加者による審査の結果、イーループが最優秀賞である「グランプリ・フューチャー賞」を獲得。表彰式で特別協賛社であるフューチャーの中元淳執行役員より賞金の30万円が贈呈された。協賛の銀座テーラーグループの鰐渕美恵子社長から銀座テーラー・クロトの高級スーツ仕立て券が手渡された。



フューチャーの中元淳執行役員から表彰されるイーループのメンバー


 
銀座テーラーグループの鰐渕美恵子社長(左)から銀高級スーツ仕立て券を手渡されるイーループのメンバー

イーループの高尾敦代表は「IT人材が不足すれば日本経済は停滞をする。こうした課題を解決するためにも、すべてのプログラミング学習者のために効率的なサイクルを目指したい」と語った。



グランプリを獲得したイーループの高尾CEO
また、デモデイでは、毎日みらい創造ラボのアクセラレータープログラム1期生と2期生から4チームとラボと関係の深いスタートアップ4チームが登壇した。


第一期、ブロックチェーンを活用したプロダクトのマーケティング支援ツールを提供しているガウディの石川CEO


 
第二期、独自の3Dモデリングを活用したファッションテック、ブルームスキームの中里CEO

 
ルワンダ産コーヒー豆を使ったデカフェの世界展開を目指すストーリーラインコーヒーカンパニーの加藤CEO


 
第二期、SNSを活用した2次流通プラットフォームを展開するMODALAVAの桂CEO


 
病児保育プラットフォーム「あずかるこちゃん」を運営するCI inc.の園田CEO


 
eスポーツ大会の運営や実況配信を行うALBAの川森CEO


 
次世代ID&鍵~ビットキーの企画・開発・運用を行うbitkey の福澤COO


 
外国人求職者と人材紹介会社のマッチングプラットフォームを運営するDOCの廣瀬CEO

毎日みらい創造ラボは2017年11月のプログラム開始以降、3ヵ月のメンタリング期間を経たプレシード期のスタートアップを中心に6社に投資を実行している。4月からは四期生の募集を開始する。

◎第三期に採択されたベンチャー3社
・イーループ~プログラミング学習のためのコミュニティ・プラットフォームサービス
ポイントークン~電子スタンプカード発行管理アプリの提供
精密林業計測~ドローンを活用した森林資源調査サービス

◎ゲストベンチャー8社
ガウディ~プロダクトのマーケティング支援ツール
ブルームスキーム~独自の3Dモデリングを活用したファッションテック
MODALAVA~SNSを活用した2次流通プラットフォーム
ストーリーラインコーヒーカンパニー~コーヒー豆の生産とデカフェの製造販売
bitkey 次世代ID&鍵~ビットキーの企画・開発・運用・
ALBA~eスポーツ大会の企画、運営や実況中継
DOC~外国人求職者と人材紹介会社のマッチングプラットフォームの運営
CI inc.~病児保育プラットフォームの運営

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