村口和孝氏「起業家は馬鹿になって進め」――みらいラボSA第1回メンタリング

2017年12月01日

29日に行われた毎日みらい創造ラボの第1回メンタリングは、立ち上がったばかりのDeNAに価値を見いだし、投資をしたことで有名な日本テクノロジーベンチャーパートナーズの村口和孝代表が担当。新しいアイデアを携えた参加5チームに対して、「起業家は明日には変わったとしても、今日いいと思うモノを思いっきりプレゼンテーションすることが大事だ。思い切り、自信を持ってバットを振ってほしい」と激励した。

メンタリングは、チームごとに現在のビジネスアイデアを村口さんに披露。各チームのプレゼンテーションが終わるたびに、村口さんが顧客想定や事業計画などを質問し、「サービスや商品について、顧客だけなくライバルとなり得る企業にもインタビューした方がいい。馬鹿になって進むべきだ」と事業を加速させるための方策や事業の別の切り口の可能性などをアドバイスした。また、「チームは分裂して当たり前だ」と指摘すると参加者からはどよめきが起こった。



みらいラボでは、2月末までのプログラム期間中、毎週水曜日に各方面のエキスパートからのメンタリングを行うほか、各チームの事業に応じて個別のメンターを付け、事業計画を加速させていく予定だ。次回の全チーム対象メンタリングは6日に開催する。【永井大介】

他のおすすめ記事